2012-01-01から1年間の記事一覧

ダニエル・プール:19世紀のロンドンはどんな匂いがしたのだろう

とりあえず、ヴィクトリア朝文学読んでてもっと詳しくなりたい人用。それ以外の人でも読んでて楽しいところはあるけれど、興味の無い部分は読んでてつらい。 図書館で借りる本ではなく、資料用として買っておくほうが良い本。 これ読んでパリッシュとダイオ…

別冊ライナスくん 総集編 届いた

あんだろ七巻で募集していた全プレの「別冊ライナスくん総集編」が、今日届きました。 装丁がハードカバーという立派さ。フルカラー。これで500円は安いな…。シモンズ君の家庭事情が気になります。しかし、ロウランド家みたいに親と子が密接な関係持って…

ケン・フォレット:ペテルブルグから来た男

この作品は昭和58年集英社から刊行された。 古いなぁ。 昭和58年つったら俺まだ6歳だよ。 私が読んだのは文庫版ですが完全に紙がヤケていました。 最初、タイトルからして東西冷戦のスパイ冒険ものかと思っていたら全然違いました。ペテルブルグという…

飛行艇クリッパーの客

軽い調子の小説。 豪華飛行艇クリッパーの設備の描写はオリエント急行を彷彿とさせます。 最初はどうしてドイツのスパイがアメリカのギャングに協力しているのかわからなかったのですが、読み進むとわかってきました。ヒントはハルトマン教授。 どうしてもセ…

ケン・フォレット:ペーパー・マネーについてSLG風に考えてみた

ペーパー・マネー。つまり紙幣のこと。 これはクライム・ストーリーであり群像劇でもある。 一種のコン・ゲームでもある。 この話の軸を挙げると、 強盗が銀行輸送車を襲う 投資家のふりをした詐欺師がインサイダー取引を企む スクープをものにしようとする…

ケン・フォレット:モジリアーニ・スキャンダル

俺、絵のこと全然よくわからないのでモジリアーニでぐぐってみたけどこの人の絵の何がいいのかさっぱりわかりませんでした。 それはどうでもいいけど。 後味悪くないクライム・ストーリーで一気に読めた。書く順番をいじるのは叙述トリックだと思う。反面、…

ケン・フォレット:ピラスター銀行の清算

文句無く面白かった。寄宿学校、社交界、ロンドンの裏町、銀行界の描写が秀逸。相変わらずこの小説でも虐げられたものが虐げる者に最終的に勝つといういつものフォレット節(通俗小説の定番ともいえるが)だが、面白いです。欠点はセクシャルな描写がかえっ…

ケン・フォレット:針の眼

ノルマンディー上陸作戦のための偽装を見抜いた主人公のドイツスパイが本国にそれを通報しようとするが…というお話。史実ではもちろんドイツ側はカレーと思い込んでノルマンディーに上陸されたんでロクな手を打てなかった。フォーサイスの「ジャッカルの日」…

第三双生児(上)

これ、クローンってオチでしょ。違うかな? まだ上しか読んでないので感想は書かない。 この人の作品はどうしてこういらんロマンスっていうかエロが多いのか。ちとうんざり。

ケン・フォレット:ハンマー・オブ・エデン

9/11以前の作品なのでなんともインパクト不足が否めない。まあFBI内部の人間模様は面白かったが。犯人がアマチュアで頑張ってる作品。 主犯が「プリースト」って呼ばれてる男なんだけど、なんとこの男が文盲。全く読み書きが出来ない。書けって言われるたび…

ケン・フォレット:自由の地を求めて(上下)

読みやすいし面白いのだが、何か物足りなさが残った。 よくあるドラマの題材である。富める横暴なものが貧しいものを虐げ、最後には貧しいものが勝つ。あとがきで書かれているようにこれは歴史ネタを題材として借りているだけで、歴史小説ではない。描写力は…

ロンドン路地裏の生活誌

昔の人の生活って大変だなぁ、程度に思った。今のワーキングプア問題と通じるものがあるけど。これを読むとかなり19世紀のロンドンの下層階級の生活は悲惨なものだったように思える。直接作者がインタビューした労働者の語りを収録しているあたりが良かっ…

ケン・フォレット:コード・トゥ・ゼロ

英語版で大聖堂読んでたら面白いなと思ったので日本語版でも読みたいと思って区立図書館行ってみたんです。大聖堂は取り寄せないとありませんでしたが他の作品があったので借りてみた。これはちらりとみてCIAの様子が詳しく描写されていたので借りました。 …

図説英国貴族の城館 カントリー・ハウスのすべて

文章があっさりめでがっかり。私の場合写真を見ても「フーン」で終わってしまうので、満足感は少なし。ヴィジュアル面が売りなんだろうけど…。 しかしこの人の貴族とのコネはすごいものがあるな。英国貴族との交流は微笑ましい。

マーガレット・パウエル(村上リコ訳):英国メイドマーガレットの回想

本屋で見かけたのでつい買ってしまった。別に表紙の森薫の絵に惹かれたわけでもない。 20世紀ごろキッチン・メイドになったマーガレット・パウエルの回想記。この人、扱いの悪い中流家庭に勤めたことが多いせいか不平たらたらです。唯一貴族の家に勤めたと…

英国メイドにまつわる7つの話と展望

105円の本なので期待はしていなかったのでまあこんなもんかなと。 展望はメイドがいた時代へのつなぎみたいな感じ。 午前と午後でメイドの服が違うというのは知らなかった。 研究していくにつれ、研究対象が段々変わっていくのが読み取れる。 あとPDFの仕…

英国執事の流儀読んでみた。

DLSiteで買ったので、紙媒体じゃなくて電子書籍で読んだ。 これを読むまでの私の執事のイメージは、ヘルシングのウォルターだった。殺人糸を駆使して「部屋の隅でガタガタ震える準備はOK?」とか言っちゃう人。偏ってます。 執事列伝みたいなところを途中まで…

FCバーズテイル

ファミコン版バーズテイルの紹介をしていきたいと思います。タイトル画面です。 まさかバーズテイルがファミコンに移植されていたとは知りませんでした。 知る人ぞ知る名作って感じなので。

装備実験中

最近はオブリやってる。 ボブの武器装備試しに使ってます。

ヴィンランドサガ11巻買ってきた。

うーむ、ファンとしてはクヌートの凋落っぷりが悲しい…。権力者の孤独ってやつね。英雄というよりむしろ結局憎んでいた父と同じことして苦しんでるキャラとして描いてる。ここでトルフィン対クヌートの対決となってその後ヴィンランドに行っちゃったりするの…

ワイン蔵

バーズテイルのワイン倉のMAP 但しファミコン版 あんまり死なない。 多分PC版とは違うんだろう。 酒飲んで体力回復って他にはあんまり無い発想だよな。 しかも安物のワイン。

ファンタジー

最近はファンタジーという大昔のRPGをやってます。 すぐしぬ

ヨルムンガンド10巻

本屋で見かけたのでつい買ってしまった。 ホントに資料駆使して漫画描いてきますね。ちょっと用語について調べてみましたが・・・ ベルツビル…いまいちわかりませんでした。地名としか。 MQ-9 リーパー…プレデターの後継機的位置の機種か? RQ-4 グローバルホー…

ぼくのかんがえたウィッチ

妄想です。アントニア・サザーランド 顔に仮面を被り、自分の酸に焼け爛れた顔を覆い隠しているウィッチ。その性格は残虐非道。復讐のために自分の顔に酸をぶちまけた男を探している。昔は優しい性格だったらしいが、今はその名残はかけらもない。神の寵愛を…

B5MAP

不完全なものですが、B5マップを埋めました。 B5は魔法が使えない地帯が一番つらいかなーと思った。それ以外はたいしたことないんですが。 でもなぜかカルフォは使えたり事前にかけた魔法は消えなかったりする。そこらへんDnDより優しいかも。あとバグなの…

B4のMAP

地下4階は、たいした強敵がいなかった。コントロールセンターの敵もマカニトで壊滅するし…。 マーフィー禁止だとコントロールセンターはレベリングに若干便利。おまけ;B3MAP 多分間違いがあると思う…

手塚治虫:グリンゴ

日本の商社マンががんばる話。グリンゴとはスペイン語でよそものの意。外人の奥さんがまたいろっぽいんだよなー。なんだか勝ち組村の村長が主人公の相撲で主人公を日本人と認識してますが、今の相撲の現状を手塚が見たらどう思うかねえ…。この漫画を読んで南…

半分の月がのぼる空3

図書館にあったのでなんとなく借りてしまい、ずーっと放置してた。もう貸し出し期間とっくに過ぎててあわてて読んだ。2読んでないし1読んだけど主人公がなんで入院してるのか忘れていた。流し読みしてたけど2時間で読めた。さすがライトノベル。 まあなん…

B2

B2のマッピングしたデータ。 この階から特殊攻撃(どくとかまひとか)してくる敵が出てくる。 LV1メイジ、LV1プリースト、クリーピングクラッド、ガスクラウド等が出てくるのだが、さすがにLV6ぐらいで行くとわりと楽勝ですね…。 集団はマハリトで焼けばどう…

SPQR: MAID HACKS

C81で買った。既刊らしい。 ぱっと見た瞬間「おいおいコンピュータ専門書の装丁っぽいじゃん」と思った。 それはともかく、英国使用人の小エピソードの集まりであり、通して読まずに部分的に読んでも楽しめるところが良い。入門書としては最適かも。世間の…