誰かの始まりは、他の誰かの始まり 読んでみた。

 コミティアで購入。
 どうやら今までの短編を集めた総集編のよう。
 最初ジョアンとシャハを軸にして物語が展開するのかな〜って思ってしまったけどそうでもないようでちょっと残念。
 ジョアンが迎えられる出だしはアンダーザローズを連想しました。個人的に一番面白かったのは大富豪からゼロからのスタートを切れる使用人の話でした。この使用人は以前いた屋敷では上に人がいて上がれなかったのですが、この話を読んで私が真っ先に連想したのはサラリーマン社会ではなく、ヴァンパイア・ザ・マスカレードというTRPGのことでした。上がいつまでもいて上に登れない。そんな状況は、そのゲームの組織の中のヴァンパイアにも当てはまっていました。長老ヴァンパイアが利権を握っていて、若いヴァンパイアはうだつが上がらない。ご存知の通りヴァンパイアは不死なのでヘタをすると永遠にそんな状況が続きます。このゲーム、ヴァンパイアは都市に生きるものなのだし、そんなに移動は容易ではありません。野外は危険がいっぱいです。ヴィクトリア朝の使用人のように転職が出来るわけでもありません。その結果、必然的に組織内の吸血鬼同士の陰謀の火種が撒き散らされることになります。(ま、最悪同族食らいってことも)
 って、完全に本の感想から脱線していますね。ま、こんな風に感じたやつもいるってことで…。
 余談。後書き読んで外資系に就職されたとのことで意外。てっきり作家としてやっていかれるつもりなのかと…。

霊夢と魔理沙がマウント&ブレード warband英語版をやってみるようです。 その1

天気穏やかな春の午後。
霧雨魔理沙は思考をめぐらせていた…。
魔理沙neverwinternightsもちょっと飽きてきたかもだから気分転換に積んでおいたマウント&ブレードでもやろうかな…)
マウント&ブレード(以下M&Bと略)を起動しようとする魔理沙
魔理沙(それじゃチュートリアルからやるとするか…)
霊夢「何やってんの?」
魔理沙「なんだ、霊夢か」
霊夢「見た感じ何かパソコンゲームをプレイし始めようとしているところみたいだけど」
魔理沙「説明的な台詞だな…まあそうなんだ。これからマウント&ブレードをやろうかと思ってな」
霊夢「どんなゲームなの?」
魔理沙「私もよくわかってないんだが、馬に乗って戦ったりするゲームらしい」
霊夢「ふーん。私はそばで見ていようかな。どうせ退治する妖怪もいなくて暇だし」
魔理沙「…好きにしろ」
魔理沙「ちなみにWarbandはSteamアプリ扱いなのでゲームのフォルダはSteamフォルダの中にある」
魔理沙「steamについては…各自ぐぐってくれ」
魔理沙「で、いざ起動しようとしたら…起動準備をしていますか…はぁ。いつになったら終わるんだっつーの」
魔理沙「ようやく起動した」
魔理沙「この画面でMODがあればMODを選んで遊ぶことも出来る」
霊夢「MODって?」
魔理沙「まぁ有志が改造したファイルのことかな。そういうのを入れて違った風にゲームを楽しむことが出来る」
魔理沙「ロードがまた長いのはパラドゲーらしいな…で、ようやくタイトルにたどり着いたわけだが」
魔理沙「タイトルかっこいいなー。さっそく一番上に表示されているplay tutorialを選んでみるか」
魔理沙「お、英文が表示された。武器でトレーニングできる平原にいる、戦闘技術を改善する練習が出来る、(注:超適当訳です)というようなことを言われたのでContinue...するか」
霊夢魔理沙ってエゲレス語わかるんだ…」
魔理沙「ぐ、まあグリモアぐらい読めるし、英語ぐらい余裕だぜ(本当はかなり四苦八苦してるんだが…)
魔理沙チュートリアル入るのにロードが時間かからないのは評価してもいいな」
霊夢「他のゲームはもっと時間かかるの?」
魔理沙「HoI3なんかはちょっとかかるなー」
魔理沙「戦場を歩いて戦士に話してマウント&ブレードのさまざまな面をトレーニングしてください。ASDWで移動できる。これは洋ゲーでよくある移動方法だなー。キャラクターに話すために名前が現れるまで近づきFキーを押して。アイテムを掴むためにFキーを使うことも出来る。いつでも好きなときにTABでチュートリアルを終えることができる…か」
魔理沙「とりあえず訓練してくれそうなNPCに話かけるか」
魔理沙「novice fighterっていうこのおっちゃんでいいか。おーい」

霊夢と魔理沙がneverwinternights1をやってみるようです。

「暇だな」
「暇ね」
「こんなときはゲームをするに限る」

そして起動されたのは、ネヴァーウィンターナイツ1という、ダンジョンズ&ドラゴンズを原作としたコンピュータRPGである。
「気分転換に拡張シナリオでもやってみるか」
「何やってるの?」
「いや、何ちょっとネヴァーウィンターナイツ(以下NWNと略)をプレイしてみようかと思って」
「どんなキャラにするの?」
「公式シナリオをクリアしたキャラを使うぜ」
「やっぱりウィザードなのかしら?」
「ああ、だが男にしてる。ウィザード15だ。たまには男のロールプレイもしてみたいからな」
「どんな名前にしたの?」
「最初霧雨魔理男にしようかと思ったがあまりにもひどすぐるのでやめておいた」
「それが正解だと思うわ…」
「名前はAshandoって言うんだ」
「どんなシナリオなのかしら」
「今回はシルバーマーチ(辺境の地域ね)のヒルトップって村に住むドローガンってドワーフの弟子らしい。推奨LVは1。ドローガンからもらった指輪を使えば危ないときにテレポートできる」
「へぇ、便利ね」
「特殊なクリスタルが必要だが、自作も可能らしい」
「そこらへん鍛冶に長けたドワーフらしいわね」
「まぁ卒業すれば使えなくなるが」
「部屋の宝箱に自分の持ち物が入ってるようなので開けてみよう」
魔理沙は宝箱を開けた。
「自分の日記やらクリスタルやらいろいろ入ってるな」
「私は4人の弟子のうちの一人で、他にパラディンのミーシャ、ハーフオークのゼノス、ドワーフのドーナがいる」
「そろそろ卒業間近で試験があるようだ」
「で、宝箱に入ってたドローガンの指輪でドローガンのもとに戻れる。特殊なクリスタルが必要らしいが。これが公式の帰還の石の代わりになるのかな」
部屋を出ると、弟子たちが集まってくる。
ゼノス「おお! アシェンドではないか!我らがミーシャの最終試験の結果は、もうお聞き及びだろうな?」
魔「こいつがハーフオークの弟子か。なんか傲慢そうだなぁ」
ミーシャ「からかうのはやめて、ゼノス。あなたにだって、うまく出来たとは思えないけど」
魔「パラディンだけあって、真面目そうだなぁ」
霊「ミーシャというと、小熊のミーシャを思い出すわね…」
ゼノス「いやいや、この俺様なら、ドローガンに言われたとおりにやっただろうよ。(中略)ゴブリンの子供を助け出すというのなら別段難しいことではない」
ドーナ「ふん…まずは身包みはがして、もらうものをもらってから助け出すのが筋でしょ。師匠がそれを知らないとは思えないけど」
魔「こ、こいつは盗賊か? 欲深いやつだな〜」
霊「あんたが言うか…」
ゼノス「はは!おまえさんは、われわれの中でも一番欲深い盗人だからな!」
ミーシャ「でも子供だろうがゴブリンなら邪悪な生き物よ。手なんか貸せないでしょう? これは公平な試験とは言えないわ」
魔「確かになぜそんな試験なのか疑問を感じるな…ここは質問する選択肢を選ぶか」
霊「身ぐるみはがすのは当然でしょう? ゴブリンなんだし。お金が儲かるわ」
魔「お前は黙ってろ」
アシェンド「師匠がゴブリンを助けるよう望んだ?なぜだ?」
ドーナ「師匠は私たち全員を試験するのよ、アシェンド。修行を終えるときに、ふさわしい能力を持っているようにね」
ドーナ「当然、あんたの試験は私たちとは違うでしょうけど、目的は同じよ。師匠はとても頭のいい方だからさ」
ゼノス「誰もが引退前はすごい冒険者だったという。俺様が学びたいのはそこであって、禅問答じゃない!
ミーシャ「わからない。多分師匠の試験には、私が考えもしなかった教訓があるんだわ…
魔「ここで選択肢が出てきた。一番面白そうな3番を選ぶかな」
アシェンド「(はぁ)…皆、他にやることはないのか?」
ドーナ「どういうこと? あんたにはやることがあるの? 皆、今日の訓練は終わったのよ
ミーシャ「先輩だからといって、私たちより上ということにはならないのよ、アシェンド。正直言って、師匠がなぜあなたをそんなに高く評価しているのかわからないわ。
ゼノス「フン! ドワーフの評価がどうした? 俺様は、あいつから得られるものを学びに来ただけだ
魔「こいつ、からかいたくなるなぁ…というわけで4番」
アシェンド「バカだな、ゼノス。今まで何も学んでこなかったのか。
ゼノス「そんなおべんちゃらで修行を早く終えられるのなら、ドローガンの教えの価値も疑問だな。
ミーシャ「師匠のほうが、あなたの価値に疑問を感じているかもね、ハーフオークさん。
ゼノス「ふん、パラディンにしては、口が達者じゃないか、お嬢さん
ドーナ「アシェンド…あんたの最終試験がもうすぐだと師匠が口にしてるけど、もう準備は出来てるのかい?
アシェンド「大丈夫だ、問題ない
ミーシャ「あなたは自信満々なのね。私にも同じことが言えたら…
ゼノス「ドローガンは、最終試験のとき、アシェンドの指輪を取り上げるぞ!ははっ、お前にはテレポートはなしだ!
ミーシャ「でも師匠は私たちの安全のために指輪をくださったのよ。訓練の間、私たちが殺されるのを防いでくれたじゃない!
ゼノス「だからこそ、巣立ちのときを迎えるかどうかの試験として一番いいんだろうが。どうだ、アシェンド? 指輪を返す覚悟はできてるか?
アシェンド「師匠が返せというならそうするさ。
ゼノス「なら、ドローガンが菓子パンを買って来いと言えば、それもやるのか?
魔「この世界のこの時代に菓子パンなんてあるのか…?
ドーナ「ハハ!ゼノスは耐久力がなくて、よくあの指輪に助けてもらったもんね。だから指輪を高く評価してるんだよ。
ゼノス「だまれ、ちびのドワーフめ。そっちこそ大事な指輪に必要なフォーカス・クリスタルを常に持っていたくせに
ドーナ「用心に越したことはないって、いつも言ってるでしょ
ミーシャ「アシェンド、最終試験の内容は知っているの?師匠はもう何か言った?
アシェンド「いや、聞いてない。最終試験がどうなるか見当もつかない。
ミーシャ「自分の最終試験が待ちきれない。あなたが羨ましいわ、アシェンド
ゼノス「初めて意見があったな。この俺様は、冒険者にあろうとドローガンのところへ来た… 俺様は冒険がしたいのだ!
ドーナ「その通り。このヒルトップで、わくわくするようなことが起きると良いんだけどね。
会話が終わった途端、何者かの襲撃が始まる。
魔「まただよ(笑)

続かない。

工業力

大先輩「まぁ、IC(工業力)について説明するか」
魔理沙(目が尋常じゃなく光ってる…)
霊夢(こいつ只者じゃないわ…)
大先輩「これが君の国の工業力(IC)だ。これを使って軍事ユニットを改良したり、兵を失った軍事ユニットに戦力を補充したりできる。軍の弱体化は国家の滅亡を招くぞ」
魔理沙「ほぉ」
大先輩「もったいない話だが、このICは軍事だけでなく、国民を満足させるためにも使わなければならない」
霊夢「もったいないって…国民の福祉とかにも気を使うべきじゃないの?」
魔理沙「そういうゲームじゃねぇからこれ! まぁ国民不満度っていうパラメータはあるけど」
大先輩「まだそれ出すの早い!」
魔理沙「あ、言っちゃったZE」
大先輩「言っちゃったで済めばゲシュタポはいらん」
魔理沙「…げしゅたぽ?」
霊夢ゲシュタポとか怖いです。ユダヤ人の最終的解決とか怖いです」
大先輩「…話を元に戻すぞ。工業アイコンの横に並ぶ3つの数字は非常に重要だ。左から順に、喪失IC、実質IC、そして基本ICを表している」
魔理沙「ふむ」
大先輩「基本ICは君の国にある工場の総数を表している。これは得に重要だ」
魔理沙「なるほど、工場の数か」
大先輩「実質ICは実際に使うことのできるICで、技術や優秀な人材によって修正された後の値だ。ただし充分な数の資源算出地を征服できないと、この値は下がってしまう」
霊夢「また征服…このおっさんは本当にこういう言葉が好きね」
大先輩「喪失ICがある場合は、戦争遂行を邪魔しようとする破壊工作が行われている証拠であり、早急な対応が望まれる。今ならこのICを使って、我が愛しの装甲軍団を編成し、近隣諸国を解放してやることが可能だ」
魔理沙「愛しの装甲軍団って…きもいぜ(ドン引き)」
霊夢「解放じゃなくて、征服でしょーが」
大先輩「(無視)それについてはもっと後のほうで説明する」
魔理沙(なんだか急に不安になってきたぜ…)
霊夢(このおっさんの意見も正鵠を射ているような…。絵の出来はひどいけど)
なんだか洗脳されつつある二人だった。
大先輩「さあ生産品だ! これらのアイコンは君の国で生産される資源を表している。大地から掘り出す天然資源とは別のものだ」
魔理沙「ふむ」
物資:物資とは、軍が戦い続けるために必要な弾幕、じゃなくて弾薬や食料や衣類といったものだ。たくさんのユニットをかかえていれば、それだけ物資の消費量も多くなる。物資の供給が途切れると、ユニットは戦力が低下し、戦闘効率が落ちる。物資は工業によって生み出される。
魔理沙「実際、物資とかの補給が滞るとどうしようもないんだよなあ…」
燃料:燃料は、機械化舞台にとってまさに血液だ。燃料は、原油を変換して作られる。原油から燃料への変換比率は、技術を進歩させれば高められる。
魔理沙「石油が無いと戦車なんてタダの鉄くずだからな」
$:資金を使って国際市場で資源や物品を調達できる。資金を得るためには消費財を生産(それを国民が購入)するか、他国に資源や物品を売ればよい。
霊夢「つまり貿易すればいいのね…」
大先輩「(唐突に)さて人的資源とは、祖国のためにその命を捧げる勇敢なる者たちのことだ。人的資源を使って新しいユニットを生産したり、既存のユニットに戦力を補充したりするのだ」
魔理沙(まーた始まったよ…)
霊夢(やっぱ心が不安定…。もう何を言われても驚かないわよ)
魔理沙(そういう私たちも大丈夫なんだろうか?なんだか不安になってきたぜ)
大先輩「次の重要トピックだ。征服するには指導力が必要だ。君は国内で”最良にして最も聡明な”人材を集めねばならん。指導力には3つのタイプがある」
外交的指導力−外交活動を行うのに必要。
大先輩「つまり外交官のことであるな」
魔理沙「藍のことかー!」
スパイ−敵の様子を詳しく探ったり、秘密の任務を遂行させることができる。
将校−軍部隊の指揮官。ユニット数に対する将校数の割合でユニットの効率が変化する。
魔理沙「将校の数維持するの大変なんだぜ…」
霊夢「どうしてわかるの?」
しかし空気を読まずに大先輩は語りまくるのだった。
大先輩「さあて国民不満度と国民結束度だな」
大先輩「国内の状況に気を配ることは非常に重要だ。余の経験からすれば、戦争に敗北を喫する原因が、押し寄せる敵の大軍ではなく、国内の乱れということもありえるのだ」
魔理沙(もっともらしく聞こえるが、内容が抽象的すぎるぜ?)
大先輩「国民不満度は、一般大衆がどのように感じているかを表す。彼らは愚かだから、消費財を与えるだけで満足する。国民不満度が高まると工業に悪影響が現れ、生産効率が落ち、ついには暴動が起こる。そうならないよう、国民には常にアメを与えておくことだ」
霊夢「愚かとか、アメを与えておくとか、発想がマキャベリ的よ」
魔理沙「まきゃべりって誰なんだぜ?」
霊夢「昔のイタリアのえらいひと」
大先輩「国民結束度はある意味国民不満度より重要だ。この数値は、どれだけの困難に遭おうとも勝利をつかむまで戦い続けようとする上層部の意志を表している」
魔理沙(そういう発想って敗北が迫ってるときの常套句じゃないか?)
大先輩「国民結束度は、諜報や戦略爆撃の影響を受ける。だからシュヴァイネフンテ(ドイツ語で豚犬ども)が君の国の都市を爆撃し始めたら、強力な空軍で迎え撃ち、撃墜してやることだ」
魔理沙「うんうん、これ迎撃するのなかなか大変なんだよなぁ」
霊夢魔理沙…あんたこのゲームやってるんじゃ」
魔理沙(ぎくう)
大先輩「これでマップとメインインターフェースは終わりだ。次回は外交について説明するぞ」
霊夢「まだ続くの〜?」
魔理沙「作者のやる気があれば」
霊夢「それ言うな…」

続く

ご視聴ありがとうございました。

ドリフターズ2巻

1巻買った翌日に速攻で買ってた。
なるほど、オルテってドイツ千年帝国のパロディだったか…。あの情勢の描写はSLGぽくて良い。で、山口多聞も漂流者に。(まぁ一巻読み返したら名前だけ出てたが
それにしても信長は戦場を設定すrるのが上手いですね。ヒラコーよくキャラ掴んでるよなぁ。

ドリフターズ 1巻

今更買ってみたんだけど。面白い。
ハンニバルスキピオがパクリ論争してるところが微笑ましい。
スキピオの「こいつ唯一人を恐れた!!」って台詞燃えます。
「何を
 何を」
って台詞の使い回しがヒラコーっぽいところか。

涼宮ハルヒの憂鬱漫画版 16巻

決してオススメの漫画じゃないけど
無機生命体の話は大胆な仮説だなと思った。
分裂がさわりしか収録されてないのでちょっと不満。
帯に「ハルヒが2年生に!」…だからどうした。