少年チャーチルの戦い

チャーチルの幼少期の話を書簡を使って描いた本。
いかにこの時代の親が子と縁遠いがよくわかった。
チャーチル親子の場合手紙のやりとりがすべてだった。
彼は卒業式に親が来ることを願って手紙を送ったが、親が来ることは滅多に無かった。ここまで来ると、無関係。
ナニーが彼のすべてを世話していたのだ。
ランドルフ卿が梅毒だったというのは誤りらしい。
それにしても、日本に無関心だったチャーチルの孫が来日(1998年の話)するとは時代も変わったものだ。