基本コンセプト?


霊夢「この人部屋を歩き回り始めたわ…」
まりさ「行ったり来たりしてる…」
霊夢「どんどん声が高くなってる…頭大丈夫なのこの人?」
まりさ「こんなやつに付き合っても時間の無駄だぜ…」
自称画家「ハーツオブアイアンIIIとはいかなるゲームなのか?そこの腋を露出している破廉恥な少女、君にはわかるか?」
霊夢「えっ、そっちだって姪と近し…うぐぐ」
霊夢魔理沙に口を抑えられた。
まりさ「まあまあ、ここは抑えて…わからないから訊いてるんじゃないか」
自称画家「このゲームはだな、"一時停止可能なリアルタイム戦略級ゲーム"なのだ」
まりさ「戦略級ってことは規模がでかいってことか?」
霊夢「腋ぐらい出したって…」
自称画家「うむ、君が取り扱うのは瑣末な事柄ではなく一国の未来なのだ。全世界が君の舞台だ」
まりさ「師団や軍団を扱ったりするのか?」
霊夢「師団とか軍団って言葉自体がよくわからないんだけど…」
まりさ「まあまあ、それは後で説明するぜ」
自称画家「単語さえもわからぬとは…度し難いな。とりあえずそこの似非魔女っぽい姿の少女に説明するとしようか。師団などはコマになっている」
まりさ「ぐ…似非魔女て。(ぐっと耐えた)"一時停止可能"なのにリアルタイムなのか?」
自称画家「うむ。ゲームはリアルタイムで進行するが、いつでも画面上部の「一時停止」ボタンや、キーボードのPause/Breakキー、またはスペースキーを使ってポーズをかけられるということだ」
まりさ「私は何をすればいいんだ?」
自称画家「このゲームにおいて君は、1930年代から1940年代の一国の指導者となるのだ」
霊夢「外の世界で戦乱が起こった時代ね」
まりさ「波乱の時代ってやつか」
自称画家「君は国を指導し、軍事力、外交力、生産力を駆使して自分の陣営を世界の頂点に押し上げなければならん」
霊夢「陣営って何なの…」
まりさ「やっぱり勝利条件とかあるんか?」
自称画家「いや、このゲームに定められた勝利条件というものはない」
まりさ「フリーダムなのか?」
自称画家「どうプレイするかは、すべて君次第なのだ」
まりさ「やっぱり日本で平和に貿易だな!大陸には手出ししないぜ」
(無視して)自称画家「もちろん君は偉大なるドイツの指導者として枢軸陣営による世界征服を目指すことと信じているが」
まりさ「小国でプレイできないのか?オマーン国あたり」
自称画家「そんなことを君が望むとは余は思わないが、小国の指導者となることも可能だ。飢えた狼のごとき大国の間で、誰にも与せず独立を維持するという気弱な目標を選択することもできる」
まりさ「ドイツならパリを落とせば勝ちなのか?」
自称画家「そうとも限らぬが、マップには「勝利ポイント」というものが存在する」
まりさ「勝利ポイントって?」
自称画家「プロヴィンスごとに設定されているスコアみたいなものだな。それを見ればプロヴィンスの価値がわかり、他国と比べて自国がどの程度勝利に近づいているか確認できるのだ」
霊夢「とりあえずよくわからないということだけはわかったわ…」
まりさ「ゲームをやればわかるさ…多分」

続くのか?