とある問答1

まりさ「霊夢、こんなゲームを輝夜から借りてみたんだが、ちょっとやってみないか?」
霊夢「なによそれ」
まりさ「ハーツオブアイアン3っていう、スウェーデンの会社が出してるゲームらしい」
霊夢「どんなゲームなの?」
自称画家「戦争の嵐が迫っている」
霊夢「うわ、誰よアンタ」
自称画家「余は・・・名も無き画家だ。諸君に来る戦乱の備えを充分にしてもらうために案内をするべくここにやってきた。国家を運営した”大先輩”としてな」
まりさ「そのチョビ髭、珍しくて面白いんだぜ」
霊夢「絵描いてる最中なの?これは犬かしら?」
自称画家「それは人なんだが・・・」
霊夢「あによ、人の顔をジロジロ見始めて・・・」
(自称画家、二人をじろじろ見る)
自称画家「優等人種と劣等人種の違いを知っているか?それはだな・・・」

(以下、30分に渡って熱弁が続く)

まりさ「・・・ゲルマン人種がいかに優秀かはよくわかったから、そろそろこのゲームについて教えてほしいんだぜ?」
自称画家「うむ、まず世界に覇を唱える国になるためには、状況を的確に把握することだ」
霊夢「情報が大事ってこと?」
自称画家「そういうことだな。勝利を手におさめるためにはこれを完全に理解することだ」
まりさ「あんたがこれから説明してくれるのか?」
自称画家「うむ。だが、愚かにも余の忠告に耳を傾ける意思を持たぬのであれば、好きにするがいい。止めはしない…不本意だが」
まりさ「誰も言うこと訊かないとか言ってねーだろ…」
霊夢「このおっさん短気そうね…」(ひそひそ)


続く