【オブリビオン】Bone

 怪談話。二部構成。
 二人のダンマー?が話し合っている。
 もう一方はこんな話をし始めた…。
 遠い昔、ヴァーデンフェルがまだ緑豊かだったころ、ダンマーがChimerと呼ばれ、ドワーフとノルドがいて、殺しあっていなかったころ。王に仕える貴族がいた。そいつはたくさん奴隷を持っていた。近くには人食いのノルドがいた。ある日水に困った貴族は水を汲むために奴隷を何人か生かせたが、ノルドに食われて一人も戻らなかった。今度は貴族は鎧を着させて汲みに行かせた。やっぱり一人も戻らなかった。そして鍛冶屋にもっと強い鎧を作れと命令する。困った鍛冶屋は奴隷の骨から鎧を作った。その鎧を着て行かせた奴隷は一人だけ水を取って戻ってきた。でもまだ水は足りない。再び貴族は残りの奴隷に骨の鎧を着させて行かせた。そうやって何回も奴隷を行かせてるうちに奴隷の数も少なくなってきて、気付いたときには二人しか奴隷は残ってなかった。貴族は自分も骨鎧を着て訓練するはめになる。ある夜鍛冶屋のところに行ったら(何故か)鍛冶屋は死んでた。そして妙なクリーチャーが現れた。そいつは肉をまぜこぜにしたようで、骨が無かった。「骨をくれ」鎧を慌てて脱いで貴族は骨鎧を与えた。「まだ足りない」…
 そのころ来ていた王の使者が屋敷に入ってみて現場を見たら、そこは荒れ果てて無人だった。

 これは怖い。人骨を鎧に使うあたりもグロいけど、だんだんと奴隷が減っていくあたりが怖い。話者はあくまで架空の話だと言っているが…。
 こんな駄文では俺が感じた恐怖を何も伝えられないけど。
 どうやって鍛冶屋が人骨を鎧にする技を学んだかが謎なので、それをネタにした本もあるかもしれない。